VTuberさんをネタににわかファンを自認する勇気を考える
或る物事にはまる時に自分がそれのいわゆる「にわか」であることが気になる人と全く気にならない人とがいます。僕などは気に病むというレベルで前者のタイプでありまして、何かのファンになった時には僕が自分の脳内で作り上げたそれの古くからのファンの皆さんの厳しい目線や意見に萎縮して素直になれないなんてことがしばしばあるのです。
続きを読む作品の告知と年末の挨拶
平成29年ももうすぐ終わろうとしています。今年も色々とろくでもない年になりましたが、そのろくでもなさは主に僕自身の不徳と怠惰に起因するものなのでそこを差し引けばそれほど運の悪い1年というわけでもないと言えるかもしれません。詳しくは書きませんが今ももっと辛い試練に立ち向かっている友人を知っているので我が身の不運は嘆くようなレベルのものではないと思っておかなかればいけないと思いますし、自分が幸運だと思いこむことの効能もきっとあるのではないかと思うのです。
続きを読む絵が語る言葉に耳を傾けたい漫画
今回は人様の作品、しかも作者様本人からサイン入りで頂戴した本であります。頂いたのが発売後間もない9月でしたので作品の宣伝という観点から本当はもっと早く取り上げるべきであったろうと反省しきりであります。僕のブログに宣伝効果というものが全く期待できないという点を差し引いても反省しきりであります。
続きを読む映画を観ることは自分の思い込みを観るということなのか
1976年公開のジョン・ギラーミン監督による映画『キングコング』は今となってはピーター・ジャクソン監督による2005年版ほどの驚きも1933年のオリジナル版ほどのワクワク感もない何とも中途半端な作品という評価になってしまっているようですが当時は日本でも大作扱いで派手に宣伝され、興行的にも成功を収めています。その頃の幼い僕は劇場では観られませんでしたが後にテレビ放映された時には家族揃ってかなりワクワクしつつ鑑賞した記憶があります。
続きを読む人生における恋愛の重要度がよくわからない
あらゆる表現分野において恋愛というのはとても大きなテーマです。とはいうものの消費者としての自分は恋愛それ自体がテーマの作品にはそれほどお金を使った覚えがありません。例えばポピュラー音楽において恋愛というやつは他のテーマと比較するとアンバランスなほどに巨大な柱ですし、僕も切ないラブソングに胸を締め付けられたい時というのが確かにありました。しかし中二病期には洋楽に耽溺して「日本の音楽ってのは何だってこう浮ついた恋愛のことばっかり歌ってるのかな。それに比べて洋楽ロックは…」などと至ってありがちなクソ寒い感想を抱いたりした人間の性根がまだ完全に矯正されていないのか、現在もラブソングばかり歌っている人からはつい距離を置いてしまいます。
漫画やアニメ、映画、小説ともなるとなおのことです。しかしそういう要素を全く必要としていないかというとそういうわけでもなく、作中に登場する可愛い女の子に胸をときめかせたり恋愛描写を副菜として楽しんだりということもあったりするわけです。
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