ヤマイの反省の話題

ヤマイの反省の話題

エロ漫画家の苦悩と反省のおはなし

現実を知る人の心には届かない趣味嗜好について

      

【オリジナル】「手を振るのは少し寂しかったので足を振って見送った。」イラスト/山井逆太郎 [pixiv]

末の挨拶のつもりで描かせて頂いたものなのでこちらにも貼ってみました。Pixivには毎回このブログに載せているイラストのカラー版も投稿しております。お暇な時にでも見て頂ければ嬉しいです。

 

 

ニーガールというやつがどういうわけか昔から変に好きで度々漫画やら果ては自サイトのトップに登場させたりしているのですが、どの辺が好きなのかというとタイとかカフスといったかっちりした部分と肌の露出の絶妙な組み合わせでしょうか。もともとタイとか付けたようなきっちりした女性の服を好む傾向がありまして、そういうものを好む陰湿な性的嗜好とわかりやすいエロが僕の脳内で何らかの化学変化を起こした結果なのでしょう。たまにバニーさんのイラストを描く際にこのタイやカフスをつけ忘れているうかつな方がいらっしゃいますが、そういう絵を見ると怒りが込みあげるくらい僕としては大切なポイントであります。

 

んなふうに自分で描いたり、他の方が描かれたイラストやら、フィギュアを鑑賞するのは好きなんですが現実のバニーガール、それも職業的なものになると実際に目にする機会はなかなかありません。本当にメイド服を着た本物の職業的メイドに出会うことに比べればまだチャンスはいくらかなりともあるのでしょうが、まあ僕には縁遠い世界です。一方実物を見たところで空想上のバニーさんほどの感動を僕に与えてはくれないのでないかという気もします。横にぴったり座られていい匂いの一つもかがされればまた別の感動はあるでしょうが。

 テレビのバラエティ番組などで3次元のバニーガールさんが上の絵のようなコスチュームに透明なビニールの肩紐をつけているのをよく見かけますがあれも僕が現実のバニーさんにあまり期待できない理由のひとつです。あれに何だか興醒めしてしまうのです。2次元バニー派の皆さん(派閥と呼べるほどの数がおられるのかどうかは知りませんが)で、これにご賛同頂ける方は結構多いのではないかと推察します。

 あれは現実にはどうしても必要なものなんでしょうかね。ポロリのリスクを減らすためにはやむを得ないことなのか、それとも胸当てに芯が入ったようなしっかりした作りのものを用意する予算がないというだけなのでしょうか。

 思うに空想的バニー服というのは天然にバストトップがツンと上を向いて思い切り腰がくびれた女性が着るもので、それを現実に再現しようと思ったら20世紀初頭までの女性下着のような腰を締め上げ、胸を覆うというよりは支えるというようなハードな作りになっているコスチュームが必要でしょう。そこまで作りこまれたバニーガールさんを見せられたら僕も3次元派に鞍替えすることもやぶさかではありませんが現代の女性にそんな拘束具のようなものを着ろと要求するのも酷な話であります。

 

んなわけでどうやら僕の好きなバニーガールは僕の脳内にしかいないという結論になってきました。現実のバニーさんと容易に触れ合える充実した人生を送っておられる諸兄には何とも嘲笑うべき結論でしょうし、僕自身としても少々冒険心に欠けるような気がしないでもないですが、そういう現実に触れたらたちどころに崩れ去ってしまうような、そんな儚い宝物のような想いは誰でも心の中に一つくらい持っているものではないでしょうか。それがバニーガールというのはいくら何でもどうなのだとは思いますが。

 

月にブログを始めて、その時点で書こうと思っていたことはあらかた消化して開始時のハイな状態もすぐ終わってしまいましたが、それでもなんだかんだとここまで書き続けることが出来ました。来年も何とか習慣的に書き続けられればと思っています。

           それでは皆様どうぞ良いお年を。