人生における恋愛の重要度がよくわからない
あらゆる表現分野において恋愛というのはとても大きなテーマです。とはいうものの消費者としての自分は恋愛それ自体がテーマの作品にはそれほどお金を使った覚えがありません。例えばポピュラー音楽において恋愛というやつは他のテーマと比較するとアンバランスなほどに巨大な柱ですし、僕も切ないラブソングに胸を締め付けられたい時というのが確かにありました。しかし中二病期には洋楽に耽溺して「日本の音楽ってのは何だってこう浮ついた恋愛のことばっかり歌ってるのかな。それに比べて洋楽ロックは…」などと至ってありがちなクソ寒い感想を抱いたりした人間の性根がまだ完全に矯正されていないのか、現在もラブソングばかり歌っている人からはつい距離を置いてしまいます。
漫画やアニメ、映画、小説ともなるとなおのことです。しかしそういう要素を全く必要としていないかというとそういうわけでもなく、作中に登場する可愛い女の子に胸をときめかせたり恋愛描写を副菜として楽しんだりということもあったりするわけです。
では僕の実生活における恋愛の重要度とはどの程度のものなのか。独身の男性として全く無意味というわけでもないですが真面目に論ずるのもバカバカしい年齢になってしまいましたのであまり語ることもありません。きっと自分がその只中に放り込まれない限りはフィクションにおけるそれと大差ないのでしょうね。
結局のところ世間で言われているように恋愛は「論じる」ものでも「わかる」ものもはなく「する」ものでありますからして、それを「する」気を半ば失っている人間の心には胸キュンなラブソングも届かないということですね。
というわけで、ってどういうわけだかアレですが、がんばって恋愛漫画など描いてみました。こういう作品をブログやツイッターに上げたりすると世間様の注目を集めて人気投稿者になれるのではなかろうかという淡い期待も執筆動機の一つではありますが恋愛というものについて色々思うところがあるのも間違いないところです。
別に結論もないのでひとまずこんなところで。